技 | 実現容易度 | 収納性 | 閲覧容易度 | |
1 | ケース捨ててビニール袋詰め | ★ | ★★★★★ | ★★★ |
2 | 段ボール箱につめて重ね置き | ★★★ | ★★★★ | ★ |
3 | タンス型収納家具に放り込み | ★★ | ★★★ | ★★ |
4 | 掟破り。広いところに引っ越す | ★ | 財力次第 | ★★★★★ |
んーと、実はかなり以前にオススメCD収納法を当サイトにて皆様から募ったことがあったんだが、いくつか投稿をいただいたにもかかわらずボツ企画になってしまったのだ。というのも目玉になるような「おお、これはっ!」と唸らせるものがなくて記事的に成立しなかったため(すみません)。やっぱり、みんな苦労してるってことなのか。もちろん街で売ってるような、フツーの本棚スタイルの棚に入れられればそれが一番。ここではそういう棚を置く場所などないっつう魔窟住民であるのが前提っす。んで、解説。まず第1位はビニール袋収納作戦。これ、周囲のワタシよりはるかに山盛りディスクを抱えちゃってる方々何名もから聞いた結構究極な感じの方法。まず、CDってのはCDやブックレットの容積は大したことがないわけだから、あの忌々しいプラスチック・ケースを捨てちゃおうって発想。で、貸しレコード屋さんなんかにあるようなCDサイズのビニール袋を入手して、そこにディスクとブックレットを入れちゃう。明らかに収納効率高げ。新たな収納家具入手不要なところも吉。ビニール袋に入れただけだと並べた時の閲覧容易性に欠けるのが難点だけど、そこはたとえば作曲家や作品ごとにCDサイズよりちょっと大きめの小箱に入れるとかなんとか、まあいろんな方法はあるんじゃないかと。ワタシ的には現時点でベストの方法と思ってるんだが、最大の問題は労力が相当必要って点。
ちなみに、2枚組ケースなんかで、ケースの内側にジャケットの紙が入っちゃってるものでも、ジャケットは簡単に取り出しOK。カパッとケースを開いて、表紙裏を上に向けた状態で両手を添えて軽くひねってやると、内側のプラスチックのトレイがポコンと外れてくれるのだ。第2位と第3位は発想的には同じで、要はすきまなく収納しちゃうってことで、この場合はほぼ閲覧不可能。ただひたすらに段ボール箱に入れて積み上げるのは知恵的には猿並だけどお手軽。タンスとか衣装ケースみたいなのも奥行き有効活用でただ詰める系。収まるけど、後は悲惨ってヤツ。
第4位は反則技で、引っ越しをしちゃう。もっと広いところに住めば、フツーのCD棚や本棚が置けて、一番キレイ。しかもオマケとしては引っ越しすればいろんなものを必然的に捨てるだろうから、絶対的な所有物の量も減ってくれるってのもあり。が、カネがかかる上に、メンドくささは最強。
さあ、どうする。自分的には悩んだあげくに「やっぱどれも大変だなー」とブルー入って、結局床から無雑作に積み上げたままで乱雑度増大の運命か(苦笑)。(98/02/27)
1 | ベートーヴェン/交響曲第5番 ('82) | BPO |
2 | ハイドン/ロンドン・セット(交響曲第93〜104番) | BPO |
3 | モーツァルト/ディヴェルティメント集 ('65,66) | BPO |
4 | マーラー/交響曲第9番 | BPO |
5 | ブルックナー/交響曲第7番 | VPO |
新しいヘッドフォンを買ったのをきっかけに、その性能を楽しむためにいろいろと録音新しめのオケものを買い出したんだが、なんか気がついたらカラヤンのCDがやたらと増えている。って、全然新しくないんすけど。89年に逝去してるわけだから、もう8年も経つ、すなわち完全に昔の指揮者。で、以前はなぜかあんまり聴いてなかったんだが、一枚買ったら連鎖反応的に次々と聴きたくなってしまったという、すっかりマイブーム状態。特に古典派のレパートリーなんて、最近オリジナル楽器系に傾斜しすぎててかえって新鮮だったりする(笑)。いやー、こんな凄い指揮者は今時いません(笑)。精緻で華麗で首尾一貫したスタイルがあって、それを実現できる統率力があって、重厚で、いちいちカッコいい。巧みなストーリーテラー。身悶えして聴くしか。偉大なり(今さら言うか)。考えてみりゃなかなかいない耽美派だよなあ、「僕、ウンコしたことありません」的な。「帝王」になって指揮者の代名詞化してしまったが、死後もディスクに収められた音楽はパッケージ化された商品として半永久的に残るのに対し、無数のエピソードは次第に風化する。もう「カラヤンとかいう超個性的な指揮者をレコード屋で発見した」という人がいたっておかしくない。特異なスタイルを持った、好き嫌いのはっきり分かれる天才指揮者ってことで。
上の順序は特に意味なくて(レーベルはすべてDG)、その辺にいつでもプレーヤーに載せられるような臨戦体制で転がってるディスクを適当に。10年以上世間から遅れて気に入っとります。(97/09/12)
1 | ブラームス/ピアノ協奏曲第1番&第2番 | ブレンデル(p)アバド/ベルリン・フィル(Philips) |
2 | ブラームス/ピアノ協奏曲第1番&第2番 | ポリーニ(p)ベーム(1番)アバド(2番)/ウィーン・フィル(DG) |
↑なんだか青臭い感じで、しかもありきたり系つう気恥ずかしさもあるんだが、近頃こんぴゅたの画面に向かっている時に音の洪水状態を作り出してくれてる2大ディスクがこれ。分かる人には分かると思うんだが、食い物でもなんでも一度気に入ったらやたらそれに固着して毎日食っちゃうっての、で、しかもそれが案外珍しくもなんともないオーソドックスな味だったりすることってあるではないか。毎日吉野家に通うみたいな(笑。ひでーたとえだな)。で、音楽だと漫然と同じCD2回半くらい一日にかけたりして、時間軸無視、断片の集合体みたいにしてみじん切り聴き。で、こうして聴いてるうちに手垢にまみれまくった2曲にも新鮮かつ素朴な印象が。まとまり良さげでスキのない第2番にわずかに失望を。クールじゃなくてもやりたい放題な第1番に愛を。ピアニストがヘトヘトになりそうなくらいオケと張り合う第1楽章も、退屈しそうなくらい浸り系に美しい第2楽章もいい。終楽章半ばの第1主題をフーガ風に展開するところはカッコいいし(曲的には思いっきりウイてると思うけど)、幻想曲風カデンツァに入る前にしばらく忘れられてたような第2主題(でいいんだろな、たぶん)が唐突な感じで出てくるところなんか超泣かせる(罠にはめられたって感じっすね)。
ピアノのすさまじさなら「歌う機械」と化してる70年代ポリーニ。でもどっちかと言うと、ついつい高解像度ベルリン・フィルの響きを優先させてブレンデルのほうを手に。ピアノのメカニック的には物足りない気もするんだけど、ボリューム上げて惚けながら聴いてしまう中毒状態にしてくれる大吉盤、ワタシ的には。(97/05/21)
1 | 第10番ホ短調 |
2 | 第21番変ロ長調 |
3 | 第8番変ホ短調 |
4 | 第9番ホ長調 |
5 | 第19番イ長調 |
24の調の「プレリュードとフーガ」からなるバッハの平均律クラヴィーア曲集、グールドに言わせれば「フーガさえあればいい。プレリュードはいらないよ」みたいなことになるんだが(たしかに創作のエネルギーはフーガによりつぎ込まれてるのは確かだろうけど)、愛情を注ぎこむ対象としては案外プレリュードのほうがメインだったりして。で、第1巻のプレリュードから5つ「こいつはカッコいいぜっ」つうのを選んでみるとこんな感じ。まずはホ短調。この曲集中最も印象的なプレリュードの一つ。左手のオスティナート風の音型だけでもイカしてるんだけど、その上に乗る右手の旋律がおしゃれを通り越してキザ。後半からいきなりプレストになってトッカータしてるんだけが、このコントラストが劇的で、ここでブルッと来なかったらウソでせう。あー、なんてカッコいいんでしょーか。
続いて変ロ長調。この曲集に華やかなプレリュードがあるとすればこれしか。軽快な主題に続いてスピーディなパッセージ、で、音域広めの和音(これをグールドは全部ゆっくり分散和音で弾いてて次のパッセージへ自然につなげるんだけど、一回聴いたら忘れられないくらいにカッコいい)へ。あっと言う間に終っちゃうんだけど、演奏効果満点。一方、変ホ短調は遅いテンポの超深刻な曲。寂寞とした冬の風景。サラバンド風。祈りの音楽で浸り系。
ホ長調はとってもシンプルでカワイイのがウリ。平和な雰囲気に満ちてて小ぢんまりした田園風。ヌルい? いいじゃないか、プレリュードはそれで。その後に激しいフーガが控えているんだしさあ。イ長調は3声のちょっと凝った作りで、フーガの楽しみもちらっと味わえる曲。尖がってるのが吉。
「平均律」の「プレリュードとフーガ」なんていうと味も素っ気もないが、中身はそれぞれに強烈な個性と様々な表情を持った音楽がぎっしりと詰まっている。ここで挙げたのは第1巻のプレリュードだけ。第2巻もある。さらに、主役はあくまでフーガ。万一、鑑賞するための音楽って認識がなかったんだったら、即刻ショップにGO! ウチのCDプレーヤーの歴史で最も長時間回転してたディスクは、たぶんグールドの平均律第1巻だと思う。(97/03/15)
1 | ブラームス/交響曲第2番&第3番(バルビローリ/ウィーン・フィル) | EMI |
2 | シベリウス/交響曲第3番&第6番(バルビローリ/ハレ管) | EMI |
3 | R・シュトラウス/アルプス交響曲(ケンペ/ドレスデン国立管) | EMI |
4 | マーラー/交響曲第2番「復活」(デ・ワールト/オランダ放送フィル) | RCA |
5 | ブラームス/交響曲第2番&第3番(カラヤン/ペルリン・フィル) | DG |
コンビニでプレステのゲームが買えるっての、ちゃんと機能するかどうかは別として、いつでもどこでも(都市部なら)ゲーム欲しくなったら買えるという点でなかなか羨ましげ。で、CD。大型輸入盤店ショップ続々生まれる近年、すっかりCD買うときは渋谷だの新宿だの池袋だのでのエンタテインメント化。これ、正しい。が、そういや近所のレコード屋つうのはどこへ行ったんだ?大丈夫。健在。小さなクラシック売り場。しかも国内盤だけで、廉価盤シリーズだけで棚の大半が埋められてしまう。が、コンビニ感覚ででれっとCD買えるのは近所のお店のみが持つ偉大なる利点。手近な娯楽として最近ついつい買ってしまったってのを並べてみると、必然的に安くて、曲目的におなじみのレパートリー(そういうのしか置いてない、そりゃ)。となると、名盤落ち穂拾いみたいになりがちなんだが、それはそれで楽しみ強まるってもんである。
別に順位に意味はないんだけど、とりあえず上の3つは全部東芝EMIのグランド・マスター・シリーズ(1700円なり)。いいのが山ほどあるシリーズなので、これに限らず大吉ぞろい。バルビローリなら何でも可って手もありかと。4つめのエド・デ・ワールトは新録音のマーラー/交響曲全集がいきなり廉価帯で登場というパターン。薄いケースなのがいい(笑、でもマジで)。非スペクタクル系マーラーでマル。5つめのは、何と「カラヤン文庫」(爆)。んなもん買うかーって感じのシリーズなんだけど(笑わんように>仕事関係者)、60年代のカラヤンには違いないわけで、ジャケット・デザインには目をつぶれな1200円なり。メシ1食分で消費できてしまう巨匠の至芸(笑)ってとこがいいんでは。ん、いいのか? ま、いいか。(97/02/08)
1 | シューベルト | 交響曲第8番「未完成」 |
2 | チャイコフスキー | 交響曲第6番「悲愴」 |
3 | ラロ | スペイン交響曲 |
4 | スメタナ | 交響詩「わが祖国」 |
5 | ブルックナー | 交響曲第6番 |
超 | ヴェルディ | 歌劇「リゴレット」 |
日頃こういうホメパゲ作っていながらも、ぢつは誰もが知る曲を持っていなかったり、ひどい場合は知らなかったりもするという結構ありがちな話。ま、それぞれに理由あり。昔ドナルド・キーンが吉田秀和と対談して「未完成なんて一生もう聴けなくても全然惜しくないもんね」と語ったら「そりゃ違うっすよ〜」と咎められた(口調はスーパー違ってるけど)という話があったが、ドナルド・キーンは正直モンである(笑)。つうか、感受性飽和を防ぐためにも「未完成」とか「悲愴」はもう5年か10年に1度くらいしか聴きたくないもんである。で、録音1枚も持ってない。新鮮さをタメるためにとっておいたら、他人のクルマのカーステでいきなり「悲愴」が鳴りだして、くそー、せっかくタメてたのに損したっつうような、まるで必殺技繰り出してスーパー・コンボ出そうと思ったら、たまたま当たった小パンチで敵キャラが死んだ系である。もう一つのパターンは苦手系。ラロとスメタナがそう。特に「モルダウ」の耽溺がダメ。ブルックナーは第6番の第1楽章が特別。他の曲はOKなんだけど、こいつの1楽章の歌謡風の(?)第1主題(たぶん)が痛烈にイヤイヤ系で、そこから先をかつて一度も聴いたことがないという、自分弱まりぶりだ。最後の「超」はイタリア・オペラを代表して「リゴレット」。いくつか例外除いてイタオペが苦手系。これは大胆。イタオペがダメっつうのは、もうオペラ知らんも同然の最弱の弱まりぶり。(96/06/26)
1 | ソナタ第10番ハ長調K330 |
2 | ソナタ第12番ヘ長調K332 |
3 | ソナタ第16番変ロ長調K570 |
4 | ソナタ第7番ハ長調K309 |
5 | ソナタ第8番イ短調K310 |
番外 | 幻想曲ハ短調K475 |
今さら言うのもナンではあるが、ウルトラ名曲ぞろいのモーツァルトのピアノ・ソナタなんである。モーツァルトで何が好きかって言われりゃ、ピアノ協奏曲かソナタだな、私の場合は。「ンなもんどの曲も大して違わねえよ」って言う人もいるかもしれないが、やっぱり違うわけで(笑)。で、少なくとも5番から17番まで全部いいけど、中でも最強グレートな5曲を選んだのがコレ。第10番は小規模かつシンプル(特に1&2楽章)で控え目なところのセンスがすげえクール。第12番はそれに比べると動的で気持ち良さじゃダントツな第1楽章。16番は最も変な曲。枯れぎみな協奏曲の27番的世界なんだけど、ちょっと神経質な感じが印象的。技巧的には15番に続く最も易しい曲なんだが、内容は違うよってヤツ。第7番はハ長調的明快さでユニゾン目立ちぎみかつ強弱の対比強まり系で、特に1楽章がオススメ。短調の魅力で言うと、私の場合は第14番より第8番に一票。でも、第14番は苦手系でも、その前に大抵くっついてる幻想曲ハ短調は出だしからおしまいまですばらしくクールなので番外に。カッコいいんだ、これが。(02/03)
1 | リュリ/歌劇「アティス」 | クリスティ/レザール・フロリサン | harmonia mundi France |
2 | ザ・アメリカン・イノヴェーター | フェインバーグ(p) | argo |
3 | バッハ〜メンデルスゾーン/マタイ受難曲 | シュペリング/新管弦楽団 | Opus111 |
4 | サン=サーンス/交響曲第3番「オルガン付き」 | カラヤン/ベルリン・フィル | Deutsche Grammophon |
5 | ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ全集 | グルダ(p) | amadeo |
? | エサ=ペッカ・サロネン作品集 | サロネン/フィンランド放送響etc | FINLANDIA |
ウオオォォ、これは聴きたい、と思って手にしたCDも一旦その気が失せると長期間未開封のまま、というバチあたりな現象。結構ありがちかも。正月に散乱するその気の毒なCDたちを箱に詰めたら宝の山ができてしまい、懺悔を込めていまだ聴かれざるCDベストおよび言い訳(笑)。でもマジにお薦めラインナップ。まずは「世界のどこに行ってもワタクシの演奏会はいつも満員」という矜持高めなウィリアム・クリスティ。東京公演席埋まらずで機嫌損ねたってウワサも。で、リュリの「アティス」となりゃさぞや素晴らしいだろうってことなんだが、先に買ったハイライト盤を手許にキープしつづけた結果、3枚組全曲盤に手が伸びず禁固半年の刑に。
2番手はアメリカ今世紀の偉大な作曲家たちのピアノ・ソロ曲を17曲も収めた「アメリカン・イノヴェーター」。アイヴス、ケージはもちろんセリー主義者ミルトン・バビットもあればミニマル系ジョン・アダムズもあるという視野の広さも魅力ながら、最強に嬉しかったのはヘンリー・カウエルの「エオリアン・ハープ」が入ってるところ。いやあこの曲のCD初めて見つけました(当時)。最高だよなと思いつつ買った後で、その曲の別録音見つけてしまったら忘却の彼方に飛翔して禁固約1年半の刑。
3番手の「マタイ」はメンデルスゾーン版による世界初録音。そうそう、ライプツィヒでの復活蘇演は歴史的事件、メンデルスゾーンによるバッハ再発見は歴史的偉業なり、これは貴重だと思いつつも、「マタイ」の深刻さとそもそもの興味のレベルの浅はかさのため、禁固約2年の刑。
4番手、ご安心あれ。名曲の名盤、カラヤンのサン=サーンス「オルガン」。その絢爛な響き、磨き上げられたオーケストラ、って点ではいまだにやっぱり比類なき巨匠だったカラヤンの、しかもこの交響曲、持っていて損はないなと買う。が、他人の車の中でたまたま別の「オルガン付き」をたっぷり聴かされてしまい、一度聴くとあと1年は聴かなくてもいいやって気になり、禁固半年の刑。ありがち。
5番手は部分的に開封。だが何であれデカイ全集というのはいかん。ベートーヴェンのソナタの変遷を実感するため第1番から聴こう、なんて考えた瞬間、トホホな挫折は目に見えてる。飾りモノと化して禁固約5年の刑。購買欲満たされて、半分聴いた気になってしまうのが猿以下。
最後に未知な1枚。今をときめく期待の指揮者サロネンも、もとは作曲家。ロス・フィルと来日した頃に、一応作曲家としてどんなスタイルかを知っておこうと見つけたわけだが、そうこうするうちになんとなく今をときめかない指揮者に思えてきて禁固約2年の刑。
愚か者よ、石となりて永遠の時を刻むがよいっ!(意味なし)(01/13)
1 | HMV池袋 |
2 | タワーレコード渋谷 |
3 | HMV渋谷 |
4 | タワーレコード新宿 |
5 | Virgin新宿 | 昔 | WAVE池袋 |
これ、2年前くらいだったらまるっきり事情が違ってると思う。東京のCDショップ戦争は熾烈。圧倒的な品揃えを誇るメガストア系ショップの台頭で、中規模以下のお店も独自の特徴を出すことを迫られつつある(消えちゃったところもあり)。が、どこに良く行くかとなると、結局回数的にはデカいところへと安直に流されてしまう(笑)。私の場合、都内でも西側が活動範囲なのでこういう結果に。当然、ウチおよび職場の位置が決定的要因になるわけで、東のほうに住んでれば秋葉原関係、ひょっとすると銀座関係まで入ってくるはずですね。それとヒストリカル分野をあまり買わないため、ディスクユニオン新宿なんかは西側でも入らず。
基本的に1位と2位がほとんどで3以降はごぶさため。でも夜遅めでもOKな4はありがたい。値段は安いところを求めてあちこち飛び回るのは時間かがり過ぎゆえ不問に。好きだったWAVE池袋は場所が変わって以来足がすっかり遠のく。(01/04)
1 | J・S・バッハ | クラヴィーア協奏曲第1番 |
2 | ラヴェル | ピアノ協奏曲ト長調 |
3 | ベートーヴェン | ピアノ協奏曲第2番 |
4 | バルトーク | ピアノ協奏曲第2番 |
5 | ショスタコーヴィチ | ピアノ協奏曲第1番 |
待 | ブラームス | ピアノ協奏曲第1番 |
とにかくカッコいい曲。1は終楽章頂点にテーマ究極のかっちょよさ。ラストのソロのたたみかける盛り上がりに眩暈。2は洒落っ気、3は小規模なセンスの良さ(弾き振りだとなお吉)、4は打楽器なピアノと厳格さ。5は出だしが「熱情」だったり、終楽章がピアノ協奏曲なんだかトランペット協奏曲なんだかわからんっていう人を食った型破りさに。ま、その意味じゃピアノ協奏曲かティンパニ協奏曲かっていうR・シュトラウスのブルレスケでも可。「待」はしょっぱなの提示部終わってピアノが登場するまでの間、長い待ち時間をピアニストがどう過ごすかっていう挑戦的な課題があるってことで(笑)(01/04)